やまとクリニック泌尿器科・内科

SURGERY

手術のご案内

経尿道的前⽴腺吊上術 (PUL)

PROSTATIC URETHRAL LIFT

当院では外来で⾏うことができる前⽴腺肥⼤症の⼿術「経尿道的前⽴腺吊上術」を開始しました。
これまでの前⽴腺肥⼤症⼿術は、尿道を圧迫する部分を内視鏡を介して電気メスやレーザーなどで除去することにより尿道を拡張するものです。⼿術後の経過観察ため、基本的には⼊院が必要でした。

これまでの経尿道的な前⽴腺⼿術

前立腺手術

【解説】尿道に沿って内視鏡を挿⼊し、内部からピンク部分を除去することにより尿道を拡張させて排尿を可能にします。

これに対して経尿道的前⽴腺吊上術(PUL)は数本のインプラントを前⽴腺に埋め込むことにより尿道を拡張させます。⼿順がシンプルかつ短時間で終了するため、外来での⼿術が可能となりました。

経尿道的前⽴腺吊上術

経尿道的前⽴腺吊上術

【解説】内視鏡を介してインプラントが充填された細い針を刺⼊して、インプラント(⾚い部分)を埋め込むと尿道が左右に開いて拡張されます。このページの最後に⼿術⽅法を紹介する動画がありますのでご覧ください。

年齢や合併症、抗凝固剤の内服などの理由によりこれまでの⼿術⽅法では適応外とされていたケースでも、この⽅法であれば⼿術対象になるかもしれません。

ただし前⽴腺肥⼤症の全てが対象となる訳でありません。前⽴腺のサイズや肥⼤の形態、患者様の状態(股関節拘縮で⾜が開かない、安静を保てない)などで適応外となる場合もあります。

手術方法解説

MOVIE